『ハエトリグモは蚊(カ)を食べる』という文章が学校の教科書に載り、ハエトリグモの日が制定されるのも時間の問題でしょう、多分。
”ハエトリグモ”、口から発するその名前には畏怖の念は一切ない。むしろ、愛しさに近い感情、親しみを感じるのは私だけではないでしょう。
ゴキブリの天敵である通称「軍曹」ことアシダカグモほど大きくなく見た目も怖くない、むしろ愛しさに近い可愛らしさを感じてキュンキュンするのは私だけではないでしょう。
ハエトリグモが蚊を食べるという事実は私が実験したことで証明されていますが、今回、動画を撮影することに成功しました。
自然界の中でハエトリグモが蝿を食べる瞬間を目にしたことがないですが、ハエトリグモという名前に異を唱える人がいない、
ということは、ハエトリグモが蚊を食べる瞬間を、たとえ人為的な環境であったとしても目にすることができたならば、自然界で行われていても不思議じゃない、
と屁理屈をこねるへそ曲がりな私の、ハエトリグモ”LOVE”愛を感じていただける記事に仕上がっています。
憎き人類の敵(#`皿´)!?である白黒模様の小さな悪魔ヒトスジシマ(蚊)を虫取りアミで捕獲!ほぼ同時に捕獲した・・・いえ、手を貸してもらったハエトリグモに協力を要請。
ハエトリグモさんのお口にあうかわかりませんが、召し上がっていただければ私の中のリトル私は天国へ舞い上がるかのごとく喜びそして・・・なんだか書いていて恥ずかしく・・・
ハエトリグモが蚊を捕らえる瞬間のYOUTUBE動画、ご覧ください(笑)。
ウヒャー(´゚д゚`)!勇ましい!相手との距離を光速で埋めるジャンピングアタック!ピョンッ!と跳びかかり捕獲するハエトリグモ、かっこ良すぎ!
何が怒ったのか理解不能な蚊(ヒトスジシマカ)、はい、ハエトリグモは蚊を食べるのです。
人家の中で威力を発揮するハエトリグモの蚊退治・捕食!
恐らく、野外の自然界ではハエトリグモと蚊が対面する、接する機会と場面は非常に少ないでしょう。
しかしですね、それはハエトリグモと蝿も同じではなかろうか、と私は考えるのです。ハエトリグモの視点で生活したことないから知らんけど(笑)。
でもですね、こと人家という環境においては、かなりハエトリグモの蚊に対する脅威は増す、いえ、倍増するのではないか!?と私は考えるのです。
蚊って机のスキマとか暗くて狭い場所に身を潜めて、人間が寝静まる夜になると活動を開始して血を吸いに襲ってきますよね。
そのような場所で、私は数々の蚊が今回の動画のようにハエトリグモの餌食になっているのでは、と考えているのです。
『そんな証拠あるのか?だって、さっき書いてたじゃん、ハエトリグモの視点になったことないってwww』
はい、ありませんよ、でもね、見て下さいよ、この美味しそうに蚊を食べるハエトリグモが見せる恍惚の表情(笑)!絶対に大好物でしょ(笑)!(※ヒトの血を吸っていたら旨味が増すぜwwwとなるかは不明)
ホントに美味しそうに蚊を食べています、こんなに楽しそうに食事をする風景、ゴキブリの赤ちゃんの時には見られませんでしたよ。
いいですか皆さん、『ハエトリグモは蚊も食べる』という一文を頭に刻み込んで駆除・退治しないように心がけてください。
※繰り返しますが、ハエトリグモは赤ちゃんゴキブリも食べる、つまり、ハエトリグモは我々人間の同居人であるという、認識で間違いないでしょう。
ジカ熱・ジカウイルスが小頭症の原因になるなら、その原因を媒介する害虫を食べてくれるハエトリグモを退治する罪は重い、と書くのは考え過ぎ?(デング熱など他の病気も)
忌み嫌われる蚊をこんなにも勇敢に襲って食べる益虫、私は知らないです。
※蚊の天敵ってトンボ、カマキリ、アリなど少なくはないですけど、人家の中でヒトに危害を与えず、餌を与えずとも放っておけば蝿、ゴキブリ(の小さい赤ちゃん)、蚊(アカイエカ、ヒトスジシマカ)を食べてくれる存在、ハエトリグモ以外に存在しないのでは。
見た目が怖い、キモイ!と感じるクモ嫌いな人には気持ち悪い存在かもしれませんが、ここまで万能型の益虫、退治するのはちょっと考えものかも。
そういえば、ゴキブリホイホイ・捕獲器の粘着シートの中にハエトリグモがかかっているの見たことある人いますか?いたとしても少数で回数も少ないでしょう。つまりハエトリグモって頭も良い賢い益虫なのかもしれないですね。