※自然に生えてきた野生のケチョウセンアサガオの記事です。毒性を持った危険な植物であるため、見かけたら刈り取るなど破棄したほうがいいと思います。花、茎、種子など全てが危険らしいです。当記事の投稿後に破棄。
以前、花壇から勝手に生えてきた植物が、とても綺麗な白い花を咲かせた記事を書きました。
白く綺麗な花でも実は危険で有毒な植物!?ケチョウセンアサガオの成分で害虫ヤブ蚊を駆除・退治できるか
その後、色々と調べてみたのですが非常に危険な植物であることが分かりました。
※”ケチョウセンアサガオ“と”チョウセンアサガオ”は別のようですが、危険なことに変わりないでしょう。
NAVER まとめ
【ダメ!】未だに規制されない最恐の麻薬「ダチュラ」【絶対!】
https://matome.naver.jp/odai/2133515143812280301
ウィキペディア チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)
毒性は他の幻覚薬物とは比較にならないほど強く、薬物中毒者ですら手を出さないレベルであるという。
https://goo.gl/VdJVGa
ウィキペディア ケチョウセンアサガオ
この植物の全体が危険なレベルの毒を含んでおり、人間や家畜やペットを含む他の動物が摂取すると死にいたる場合がある。 国や地域によってはこの植物を購入、売却または育成することが禁止されているところがある。
https://goo.gl/2Uo8wQ
うう、ガクガク(;´゚д゚`)ブルブル。
読んでいて怖くなりますね、ということで破棄することにしました。
が、その前にやってみたかった実験を敢行しました。
(※あ、今あなたが想像した内容ではありませんよ、絶対に口にしちゃいけません!命に関わります。)
白い花とは対象に毒々しい気味の悪い球体の果実。
この中にギッシリとケチョウセンアサガオのタネが詰まっているのです。
こんな白くて可憐な花を咲かせるのに、この花自体も危険な成分を含んでいるそうな。
必ず手をゴシゴシ洗って撮影を終えるのです。
美しい花には棘がある?
いやいや、毒がある、という場合もあるのです。
よく知らない植物には近寄らないほうが安全ですね。
タネが熟した頃?になると青々しかった果実は枯れた色になりトゲの迫力が倍増(笑)、果実を覆っていた膜を取り外してみると、
なんだか悪魔の果実って名前がピッタリな、おどろおどろしいトゲを備えた果実が姿を現したのです。
この果実が割れて中から茶色い種子がポロポロと下へ落ちていきます。
パーンッ!と割れる感じではなく、パキュッ、ボトボトボトッって感じ。タネを広範囲に広めるってよりは真下に落ちていく、それじゃ植物として失格じゃない?と見た時は思っていたのですが、
落ちた種子を、赤い蟻が次から次へと運んでいくのです。
そうか!アリが種を運んでくれるから移動になるんだ、なんて賢いんだ!
※この赤い蟻に関しては姉妹サイトのゴキブリは親友に書きました。
[前編]赤いアリの進撃!アシダカグモさえも襲う獰猛さ、アリ巣コロリを避ける賢さも備えた脅威の軍隊が人間に襲いかかる!?
[後編]戦慄の外来害虫”アシナガキアリ(蟻)”を迎え撃て!遂に人間VS昆虫の闘いに決着がついたか!?
白く可憐な花と対象的な気味の悪いトゲトゲ果実のアップ写真。
私の中のリトル悪魔がささやきました、『ちょっとぐらいのイタズラゴコロがあったほうが面白いよ、くくく』ということで虫カゴに種子を集めてみたら、
とても趣味の悪いコレクターの図、にしか見えません。※ちゃんと破棄しましたよ。
数百という数の種子が集められたが使用するのはこの中の数個だけ。
危険な毒草ケチョウセンアサガオの種子を蒔いた実験。発芽から開花まで約2ヶ月の驚異的な生命力が証明された!
8月の後半、土に撒いたケチョウセンアサガオから約1週間前後で発芽しました。
ポコポコッ!と発芽ラッシュ!
有毒植物のケチョウセンアサガオの種(タネ)を蒔いて約1週間で芽が出てきた。
それから約1ヶ月ぐらい経過した頃、
カタツムリや害虫テントウムシダマシが葉をムシャムシャ食べています。人間には危険な毒があるのに昆虫には関係ないんですね。
さあ、それから約2,3週間後には蕾(つぼみ)が出て来ました。
数日後、開花を控えた花の写真です。
さらに数日後、
白い花が咲きました。感動というよりもオッカナビックリで撮影しているのでちょっとピントズレてる?
雨露が白い花びらの上で輝いている綺麗な写真ですが、非常に危険。
小さいお子様がいる家庭では絶対に育ててはいけないでしょう、犬やネコなどペットがいる環境でも避けたほうが良いかも、ってそりゃそうです。
とにかく、成長スピード・開花が早くて綺麗な花を咲かせるのですが、実はコワーイ毒がある植物だなんて、驚きましたって話。