みなさん、
”お盆に海水浴・浜辺ビーチに行っては行けない本当の理由”
を知っていますか?
※理由?は諸説あるらしいです。
私は先日、熱湯除草・海水除草のため海水を汲みに海へ訪れました。
※3日目に中断せざるを得ないハプニングが起こったのですが、諦めずに別の場所で継続しようと再び海へ足を運んだのです。はい、お盆の期間中のことです。
ザーッ、ザザーッ打ち寄せる波に入り、空のペットボトル容器に海水をコポコポコポコポッと汲んでいた時のことでした。
ササッε≡≡■!
っと、私の顔の前を大きな黒い影が横切ったのに気が付きました。
ま、まさか、霊が海に引きずり込もうと(;´A`)なんて怖くなったのです。
(ちょっと震えて)早いとこ海水を汲んで帰ろう、と急いでコポコポコポコポッ汲んでいた時でした。
私の目の前で、私の腕に、それはそれは巨大な蚊が止まったのです。
(*゚ー゚*)!?
一瞬、何が起こったのか理解できず固まる私。
ジッと観察していたら、大きな蚊は私の腕に、注射針のような巨大な針を刺そうと(;´A`)
次の瞬間、おもわず私はペットボトル容器を投げ捨て、
ピシャンッ)゚ロ゚)ノ!
と叩いていたのです。
本当なら、その光景をカメラで動画撮影したかったのですが、その巨大さに、私は、不覚ながら、ビビってしまいました。はい、正直、怖かったのです。
どれどれ、ヤブ蚊やゴキブリですら平気で撮影する管理人が恐れる蚊(カ)ってどれほどのもんなんじゃい(笑)
と気になるでしょう、ご覧ください。
海辺で刺されそうになった大きな蚊、トウゴウヤブカの屍骸です。
叩いて退治した後、すぐにポケットの中からティッシュペーパー(※常日頃から持ち歩く鼻クソ用)を取り出して包んで持ち帰ったのです。
ううう、大きさが違うだけでこれほど威圧感が出てくるなんて、恐るべしトウゴウヤブカ。
え(;´゚д゚`)!?ホントに大きいのか?って、約1センチです。
※くうぅぅ定規で測った写真を撮らなかったことを強く後悔・・・・
いくら写真で撮影した画像でも、どれほどの大きさなのか比較対象がないと分からないですよね?
といってもガガンボほどではありません、
巨大な蚊の名前は”ガガンボ(大蚊)”!その正体は血を吸ったり刺すことはない心優しき昆虫だった!?
が、比較するための個体を捕獲するため、わざわざ外へ出て採ってきましたよ(笑)。
じゃじゃん!
左が海で刺されそうになったトウゴウヤブカ、
右が屋外の近所で捕まえたヤブ蚊(ヒトスジシマカ)です。
さらに両者を近付けてみましょう。
じゃじゃん!
(※ヒトスジシマカはちょっとだけ小ぶり、ではありますが)トウゴウヤブカの大きさが分かりますか?普段目にするヤブ蚊との違い、そして口針の太さと長さ、強烈!
体の大きさが違うということは、血を吸うためにヒトの皮膚に突き刺す口針も大きいわけで、ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)でさえ刺されたら痒いのに、トウゴウヤブカだと七転八起するほどの痒みと肌がボコボコになるわけなんです、、、恐怖以外の何者でもないわけです。
みなさん、
”お盆に海水浴・浜辺ビーチに行っては行けない本当の理由”
が分かりました?・・・え?盆は関係ない?・・・その通り(笑)!
いえね、このトウゴウヤブカの何が怖いって、海岸の岩礁・潮だまりという塩分濃度が濃い場所でもボウフラが湧くってことなんですよね。
(※まあそれは海水でボウフラ駆除実験でヤブ蚊(ヒトスジシマカ)のボウフラもある程度の塩分耐性を持っていることが証明されましたが。)
何より極めつけは、フィラリア症の病原虫であるマーシャル糸状虫(しじょうちゅう)の中間宿主であり、媒介するってことなんですよ。(※牛や羊のセタリア糸状虫も媒介するという記事もありました)
ペットのためのヘルスケア Library フィラリア症(犬糸状虫症)
フィラリア症(犬糸状虫症)は、蚊の媒介によって感染し、血液の慢性的循環障害や呼吸器の症状がみられます。
犬の場合、薬による予防はほぼ100%可能ですが、予防薬の効果は犬の体内に侵入した感染幼虫が筋肉などで発育している間に駆除するものであり、感染そのものを防ぐものではありません。
したがって成虫が寄生することで引き起こされる病害を予防するためには、定期的で確実な投薬が欠かせません。また、フィラリア症は発症例こそ少ないものの、人にも感染するリスクがあります(国内では約100例が確認されています)。
また、犬糸状虫を媒介する蚊は、日本では4属16種類が知られています。
引用ページ https://www.bayer-pet.jp/pet/library/disease/heartworm.html
(ん?マーシャル糸状虫・犬糸状虫症って一緒?別?かは不明)
厚生労働省では海外での感染に注意するよう呼びかけていますが日本国内でも感染するのでしょうか。
厚生労働省検疫所「FORTH」、海外で健康に過ごすために
バンクロフト糸状虫は、蚊にさされることによってうつる寄生虫です。症状が全くないことも少なくないのですが、重症化することもあります。この寄生虫はリンパ管、腕や足などに寄生しますが、陰嚢や陰茎に寄生することもあります。陰嚢に寄生すると陰嚢が巨大化し、重症の場合には陰嚢が大きくなりすぎて歩くのが困難になります。江戸時代に陰嚢が巨大化した芸人が複数存在したことが文献(「想山著聞奇集」「東海道中膝栗毛」「北斎漫画」)に記載されています(大きいもので五斗=90リットルくらいあったようです)が、これらの芸人はバンクロフト糸状虫に感染したものだろうと言われています。
昆虫によって感染する寄生虫
(1)糸状虫症(フィラリア症;バンクロフト糸状虫症・マレー糸状虫症)症状 : リンパ腺炎、悪寒、発熱、など
潜伏期 : 6ヶ月~1年
分布 : バンクロフト糸状虫はアジア、アフリカ、中南米に広く分布しています。マレー糸状虫は熱帯・亜熱帯のアジア地域全域
予防法 : 蚊に吸血されることで感染します。防虫スプレーや皮膚を露出しない服装で蚊を避けることが唯一の予防。知っておきたいこと厚生労働省検疫所「FORTH」、海外で健康に過ごすために。
あうあうあ(;´A`)、なにかで見たことがありますよ、
オトコのヒトの股間に足と同じ長さで、足の2倍以上の物体をぶら下げた写真を・・・
寄生虫の本だったかな、怖くて眠れなくなったのを覚えています・・・。
海水浴客や魚釣りをする人たちは日焼け対策・熱中症対策とともに、トウゴウヤブカ対策もしたほうがいいと思うわけなんです。
寄生虫も怖いけれど、見てください巨大な口針・・・ヒトスジシマカと同じぐらい大きいじゃないですか・・・(;´A`)。こんなんで刺されたら痒みも酷いし肌もボコボコに膨れ上がりますよ・・・。
トウゴウヤブカの口針がヒトスジシマカとほぼ同サイズ・・・こんなのに刺されたら(ノД\lll)って想像するだけで吐き気(´ж`;)がオエップ。
以前に書いたガガンボは人間を刺さない、ヒトから血を吸わないわけですが、トウゴウヤブカは、この巨大な口針を皮膚に刺して吸血するんですよ・・・ホラー映画じゃないですか・・・。
私がビビって吸血の瞬間を撮影することなく駆除した理由、お分かり頂けたでしょうか、海に行くときは蚊除け対策をバッチリ施してくださいね、まだ夏休みはもう少し残ってますから。
それにしても見れば見るほど不気味ですね、トウゴウヤブカ。
ちなみに名前の由来は、
種名は旧日本海軍の東郷平八郎にちなむ。
コトバンク トウゴウヤブカ とうごうやぶか https://goo.gl/ElR9A1
らしいです。
なぜなのかは、
また、トウゴウヤブカという蚊がいますが、これは東郷平八郎がバルチック艦隊を迎え撃った年に発見されたということでこの名が付けられました。また、このヤブカは海岸の潮溜まりでも繁殖するので、夏の夜釣りではお馴染みの方も多いと思います。
TAKEのつぶやき https://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=&aid=42313878
らしいです。
東郷平八郎とは・・・自分で調べてね(笑)。
私はてっきり勇ましい姿形が似ている?から名づけられたのかと考えていました。
こんな巨大な蚊に刺されたら病院行きになるんじゃないの!?とビビるほどモンスター級の見た目です。
怖い(ノД\lll)、蚊じゃなくて蚊の姿を借りたモンスターにしか見えないよぉ。゚(゚´Д`゚)゚。
YOUTUBEで”トウゴウヤブカ フィラリア”で検索すると、寄生虫が出てくる動画が見れるように、かなり注意が必要な害虫であることも分かりました。
カメラの顕微鏡ズーム機能を最大にして撮影したら・・・
ゲロゲロ_(´ཀ`」 ∠)
トウゴウヤブカ、恐ろしきかなモンスターの餌食になりかけた私は、残りの夏休み期間を屋内で読書でもして過ごそうかと怯えさせるほどの害虫なのでした・・・(;´A`)。