海水で蚊の幼虫ボウフラを退治・駆除してやるぅ~(# ゚Д゚)!
ポコスカチンッ!オラオラッ!
と鼻息荒く挑戦したにもかかわらず・・・
敢えなく撃沈・・・ううう。
ボウフラは海水でも死滅することなく・・・
なんと(´゚д゚`)!?
蛹(サナギ)・オニボウフラの状態から成虫へと羽化して飛び立つまでに生き延びたのです・・・。
ええ?塩分濃度の高い海水でも死なないとか、、、卵の状態だと乾燥にも強いのに、もう、、、最強じゃん。。。
※実験に協力してもらった蚊は、トウゴウヤブカ、ではなくヒトスジシマカ、だと思います。
失意のどん底に堕ちた私は、ただジッとその場から動けずに砂浜付近をトボトボ歩いていたのです・・・。
そして通りがかった公園のベンチに座り、ふと横を見た時でした。
手すりの端っこがズレて、鉄の棒?がズレて、中に雨水が溜まっていました。
何気なく覗き込んでみると・・
ええ(´゚д゚`)!?
吐き気を催すほどのボウフラが大量にウネウネ・クネクネと泳いでいました・・・。
『こ、これがファイトテルマータの泉・・・』
もともと雑木林や竹林の樹の洞や竹の切り株などに溜まった水(ファイトテルマータ)などで繁殖していたが、現在は藪・墓地・公園・人家など人工的な空間に存在する水溜りでもよく繁殖する。
移動距離はおよそ50〜100m。世界的に見ると物資の移動に伴ってアジアから北米に侵入して定着し、また地球温暖化の影響で南北に生息地を広げており、伝染病の蔓延が心配されている。
生息地は藪・墓地・公園・人家など。植木鉢の受け皿に溜まった水のような小さな水溜りでも発生するので人家の近くでも見かける。
デング熱、ジカ熱、西ナイル熱、チクングニア熱、黄熱などの感染症を媒介する。吸血時にヒトの皮膚に湿疹を起こすため、衛生害虫としても知られている。犬糸状虫症の原因である犬糸状虫の運び屋でもある。
Wikipedia ヒトスジシマカ https://goo.gl/yIfsaj
公園遊具の風化・故障の隙間を狙って繁殖!?をする蚊の逞しさと狡賢さに恐れおののいた次の瞬間!
( ´灬`)泣いちゃダメ!諦めちゃダメ!そこで試合終了だよ!
と自分を鼓舞して再び立ち上がり歩き始めました。
私は、手に持って空のペットボトル容器を持ち、再び海の中に入り、海水を汲み、叫びました。
『ボウフラを退治できないならば、成虫のヤブ蚊が潜み隠れる場所を海水を使って減らしてやろう!』
そうです、海水を使ったボウフラ駆除に失敗した悲しさを乗り越えた私は、休む間もなく次の一手を指すことにしたのです!
名付けて、”海水除草!”
海水で除草!?除草剤の危険性より塩分の残存がまだマシ?
※成虫の蚊が隠れる雑草・茂みを、海水を使って枯らせるという、ボウフラに対して果たせなかったものを成虫に向けた個人的な復讐・リベンジ企画!
※パシャッパシャッ!と、雑草へ海水を放水する様子。
ホントに海水使ってんの?という疑問を抱いた方へ、海水で濡れた私の指を舐めて欲しい・・・ぺろりんッ!ほら、しょっぱいでしょ?フヘヘへ、オッサンの指だぞ(笑)。
海水を使った除草は、地中内・土壌に塩分が残り、その後の植物の生育に悪影響を与えるという記事をたくさん読みました。
が、果樹・花木を植える予定のない場所ならば長期間、雑草が生えないのであれば、(除草剤と比べれば)海水の影響で草が生えなくなっても構わない、という個人的な考えで試してみます。
※当然、敷地内で行っています。ま、メインはヤブ蚊が隠れる場所を根絶したい、ということで。
除草剤の人体・身体への危険性(があるとしたら)に比べたら、まだ海水のほうが若干・・・マシかな、ぐらいの考えではありますが・・・。
そして同時に、熱湯での除草も試して効果の比較にしてみたいと思います。
熱湯を使った除草(雑草を枯らす作戦)は以前にも試したことがあり、姉妹サイトの”ゴキブリは親友です!”で記事にしています↓。
沸かしたての熱湯をブシャー!とぶちまけると草の青々さが増して、すぐに青臭さがむわぁ!と立ち上る熱湯除草。
台所でパスタやラーメンなど麺類を茹でるのに使った湯はシンクに捨てずに雑草へ、という主婦たちの間で流行って欲しい除草方法です。
※ただし取り扱いは注意!火傷なんてしたら元も子もない。
左が熱湯除草、右が海水除草を試す場所を区切って分かりやすくしてみました。(※実験スタート初日に撮影した画像)
即効性があるのは熱湯除草です。
毎朝、コーヒーを飲むために電気ケトルで沸かした湯の残りをかけるのを3日間、継続してみたいと思います。
海水除草も同様に毎朝、3日間ブシャーとかけてみたいと思います。
※1度に1.5リットル容器のペットボトルに汲んだ海水を使用。
ああ(´゚д゚`)!ページ冒頭のヒトスジシマカのウィキペディア引用欄で気になった単語、”ファイトテルマータ”を調べておきましたよ。
「ファイトテルマータ(Phytotelmata)」というのは、「植物上にできた水たまり」を指す専門用語です(ギリシャ語 phyton + telm = 英語 plant + pond)。例えば、竹の切り株に水がたまっているのをみたことがある人は多いでしょう。この水たまりにはボウフラ(蚊の幼虫)がたくさん生息しています(そのため竹林のそばでは猛烈に蚊に刺されます)。他にも樹洞にできた水たまり、ウツボカズラ(食虫植物)の壺にたまった水たまり、ココナツの殻にたまった水たまりなど、多くのファイトテルマータが知られています。
むしのみち https://d.hatena.ne.jp/naturalist2008/20100113/1263340124
むっちゃカッコええ響きやね(笑)。
追記1.2日後と3日後の雑草の様子
熱湯除草、海水除草をスタートして翌日。
左が熱湯をかけた雑草、右が海水をかけた雑草の様子です。
熱湯は即効性がありますね。当日は青臭さだけだったのが翌日には葉が火傷?状態なのか青々しさが減少して萎れています。
海水は・・・若干ですが根元付近が茶色っぽくなってるような・・でも熱湯に比べると雑草へのダメージはまだそれほどなさそうです。
枯れる、というか、”焼いてる・煮てる”に近い状態ですね。
※熱湯除草は長期間、雑草の生育を抑えることはできませんが、地中・土壌へのダメージも除草剤と比べると少ないです。
海水除草は効果が現れるまでに少し時間がかかりそうですね。
熱湯除草、海水除草をスタートして2日後。
左側の熱湯をかけた雑草は葉が茶色に変色し枯れ始めています。右側の海水をかけた雑草は、何もしていない場所と比べると葉が萎れています。
熱湯除草は2,3回お湯をかければ枯れ始めますね。ただ、熱湯除草は水はタダに近くても、湯を沸かす電気代・ガス代が必要です。
左側が海水除草を試している箇所、右側が何もしていない箇所の雑草です。若干ですが左側の雑草が萎れてきています。海水除草は海水自体はタダ(無料)ですが、汲みに行く労力とガソリン代?が必要です。
さて、3日後に大きな成果の写真が撮影できるぞ!と意気込んでいたのですが・・・事件が発生します。
お盆で帰省した家族が親切から雑草刈りしてくれた(笑)
3日後の朝・・・
(*゚ー゚*)・・・
ん(*゚ー゚*)?
なんと、お盆で帰省していた家族が、親切に、草刈りをしてくれていたのです。区分けの棒がどかされて綺麗に草刈りされた私の実験場。
いや、これは感謝するべきことで、そもそも私のわけわからん実験自体(笑)がおかしいわけであって・・・でも・・・ちょっと悲しい(;´A`)
さあ、私にできることは、わずかに残された海水除草の現場から検証をお届けしたいと思います。
ん?根本が枯れ始めてる?海水を放った場所の雑草の根本が茶色く変色して枯れ始めてます!
なんとか、海水除草は成功といってもいいのではないでしょうか?あとは数週間後、同じ場所で雑草が生えてくるか、こないのか・・・追記でお知らせしたいと思います。
※でも、熱湯除草より、海水除草より、手で引っこ抜いたほうが早いし安いし刈り後も綺麗だ(笑)。
※以下、読み飛ばしても構いません。
最後に、熱湯は沸かすコスト、海水は汲むコストも必要ない雑草を枯らす方法・除草法を消化します。
ただ、失うのはヒトとしてのプライド、社会人の見栄、あとは発生するのが悪臭。
それは、、、おしっこ(小便)です(汗)。
最近は小学生でも立ち小便をしませんね、良い事です(笑)。
私が小学生の頃は電柱に私を含めて近所の子ども、オッサンたちが小便をしたいたのですが、その電柱の周囲は、ぺんぺん草も生えない不毛の地と化していました。
はい、尿の成分!?含まれる塩分!?が、草を枯らせたのだと思います。
もし、刈らせたい雑草が近隣からはひと目につかない、かつ恥ずかしくないならば・・・おしっこ除草、してみてはどうでしょうか。
※実践して発生した、いかなるトラブルも自己解決して下さい。私は一切の関わりも持ちません。