先日、とある調べ物をしていた時のことでした。
「ふむふむ、へ~なるほどなあ(*’o’*)!」
なんてな感じで本を読んだりメモをとったりしていたら、
チクッ!
手に痛みが走ったのです!
微かな痛み。
でも、嫌な予感が・・・
私はできるだけ手を動かさないよう注意しながら、ノートから手に視線を移し、顔を近付けてみると、、、正体が判明しました。
蚊(笑)!
害虫ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)じゃないですか(*゚д゚*)!
親指の付け根付近をトボトボ歩く黒い物体を発見したのです(笑)!
え?それより気になるのが指毛ボーボー(笑)?
じゃあもっと近付いてみますよ、
手の毛(笑)!
蚊より私の手の毛が気になりますか?
とりあえず体毛はおいといて・・・
なんて!なあんて図々しい害虫なのでしょうか(怒゚Д゚怒)ムキーフガブルブルッ!
まるで、コンビニのレジに置いている商品を店員の目の前で万引きするようなものですよ!
これほど盗っ人猛々しい昆虫がいるでしょうか(怒゚Д゚怒)!
私は怪しい素振りをしていた蚊の決定的瞬間を見逃すまいと観察していたら・・・
このヤブ蚊、何食わぬ顔で、ポケットに商品を入れ始めたのですよ!
皮膚に口針をプスッ!と刺して、ギコギコとノコギリを使うように深く掘り始めたのです!
これはもう言い逃れできませんよ!
アウト!現行犯逮捕です!!!
絶対に逃がすわけにはいきません!
しかし!みなさんご存知の通り、昆虫界に警察はいません!
でも、見過ごすわけにもいきません!
ここまで舐められて引き下がれません!
そこで私は自分自身で蚊を成敗するため立ち上がりました。
名付けて、(自称)モスキート・ハンター!
ハンターとは英語で「HUNTER」、狩人(かりうど)ですが、私は舐められっぱなしは悔しいので狩るだけじゃなく舐め返す仕返しをしたいのです!
だから、皆さんは私のことをこう呼んで下さい、
蚊詈人(かりうど)!と。
※詈(り)は罵詈雑言にあるように悪口、ののしる、という意味ということで使わせてもらいました。
昆虫界の血液ドロボウを逃がすな!憎き害虫ヤブ蚊を現行犯逮捕!情け無用の一撃を食わらして成敗した瞬間じゃ!
この雌(メス)蚊、人間が見てる目の前で堂々と血を吸い始めたのです!
「今だ!なにしてるんだ、行け!パチッと叩け!」
読んでいる方はそう声を荒げたでしょう、しかし!まだです、まだ早いです。
”もう少し吸わせて油断させなければ逃げられる”、と私の勘がはたらくのです。なぜか?
私の経験からすると、この蚊は相当の常習犯です。
今まで数え切れないほど刺されてきた私は学んだのです、奴らヤブ蚊は個体ごとに血を吸う技術に差があると。※イエカ(家蚊)に関しては寝てる間に刺されてるので分かりません(笑)。
皮膚への着地から吸血地点の選定、決定直後の掘削から生き血を吸い上げるまでのスピード、どれもが手際が良く、無駄のない動き、つまり今まで幾多の戦場をくぐり抜けてきたヤバいほど勘の鋭さを備えているだろう、並大抵の相手じゃない、と。
徹底的に油断させて討ち取らないと逃げられる・・・
いつの間にか、人間と蚊の我慢比べが始まっていたのです。
ああ、叩きたい、でも我慢、
どんどんお腹が膨らんでるよ、でも我慢、
焦るな、慎重に、ここで逃がせば確実に奴らは増える、なぜならば、規則正しい生活とファーストフードや暴飲暴食を避けた食生活(※基本、地産地消の一汁一菜)で栄養タップリの私の血を吸った母蚊から生まれた赤ちゃんボウフラ、成虫の(メス)蚊は、今目の前で血を吸う蚊と同じように、いやそれ以上に、吸血技術が優れたサラブレッドのはず(;´゚д゚`)!
ヤツの息の根を確実に止めねば・・・
と、その時でした。
ん(;´Д`)?
私は、皮膚に突き刺していた口針を抜く仕草を見逃しませんでした。
ほわちゃー(o゚Д゚)=◯)`3゜) ∵パーンッ!
「クジョ、カンリョウ・・・」
一撃必殺の、、、平手打ち?
ノンノン( ̄
仕留めた技は、掌底(しょうてい)!
親指から人差し指にかけてのU字カーブにピッタリとハマる掌底打ちが炸裂したのです!
※掌底打ちとは、手の平で攻撃する打撃のことで、相撲のツッパリ、張り手も掌底の技のひとつ。
掌底打ちを放った右手には、黒い蚊の鱗粉と赤い返り血がベットリ付いていて、1分に満たなかったがしかし壮絶な激闘を物語っています。
さあ、私が仕留めた極悪虫の最期をご覧ください。
YOUTUBE動画 血を吸っていた害虫ヤブ蚊の駆除に成功した。
可哀想?何を言ってるんですか、こんな最恐最悪の虫を退治してありがとう、なら分かりますが、、、え?そうじゃなくて、いい歳した大人が真剣にこんなブログを書いてることがって?・・・あの、それに対しては反論できません(汗)。
とにかく、私の大事な貴重な時間を奪ったヤブ蚊を許すことができませんでした。
このあと、瀕死の状態でも必死に逃げようともがく害虫ヤブ蚊(ヒトスジシマカ)をティッシュペーパーに包んでゴミ箱へ捨てることで戦いは幕を閉じました。
数分後、血を吸われた箇所が盛り上がり、痒みをともない、またそれに掻かずに耐えるという、死してなお我慢比べをさせるヤブ蚊、やはり駆除して正解だったとひとりで納得する私なのでした。