※感染症などを媒介する害虫の蚊に、ネタであろうと血を吸わせるという行為は非常に危険なので真似をしないで下さい。特に、ジカ熱・デング熱が流行する時期はブログ記事やTwitterが炎上する危険性も伴うのでオススメしません。
腹部がパンパンに膨れ上がるまで人間の血を吸って飛べなくなった害虫の蚊(ヒトスジシマカ)は退治するのが容易である、これは事実である。
しかし、同時に危険も伴う諸刃の剣であり、可能な限りは奴らが皮膚に接する前に撃退したいところではあります。
とある日の自宅でくつろいでいた時、小さな黒い悪魔が近寄ってきました。
プ~ンという羽音を立てながら目の前を通り過ぎ、犬にお手をするように返した手の平に着地。
落下傘部隊のようにホレボレするほど見事な着地に拍手!という感じで撃退しようと思ったのですが、イカン!今動くと逃げられてしまう・・・という私の野生の勘でひとまず様子見することに・・・。
よく見てみるとやはり蚊、白と黒の脚と腹部が特徴のヤブ蚊・ヒトスジシマカであり、めぼしい場所を見つけると態勢を低くして足を広げ頭部を低くし、プスッ!と一突き。
なんと、吸血針を皮膚に突き刺してから20秒ほどで細かった腹部が赤黒く膨れ上がるほど恐ろしいスピードで血液を吸い上げる(;´゚д゚`)!
YOUTUBE動画 あっという間のスピードで血を吸う害虫の蚊
撮影した動画を見ていただければ分かる通り、種類にもよりますが、蚊が人間から血を吸うスピードは想像以上に早いです。
これは私の勝手な想像ですが、血を吸うのが遅い蚊は退治され、早いものだけが子孫を残したことで蚊の世界のエリート!?が今現在に残っているのでは。
ですから何十年も前の蚊よりも現代の蚊のほうが優れているのか!?などと妄想していたら、あっ!逃げられる!飛び立つ素振りを見せた蚊に対し、私はピコンッ!とデコピンを繰り出していたのです。
お腹いっぱいに血を吸った蚊は動きも反応も鈍くなるぞ
蚊は30秒足らずで腹部がパンパンになるまで吸血する恐ろしい害虫
空腹状態!?の細かったお腹から、写真のようにパンパンに膨れ上がるまで30秒もかからなかった(*゚ー゚*)!早い早過ぎる!これじゃ人間が気付くわけないですよ!
ココらへんでそ~っと近づけて平手打ちすれば、ほぼ確実、100%に近い成功率で退治できます。ほら、腹部が膨れるにしたがい口器を深く突き刺し頭部が下がっています。
でも、なんだか悔しい・・・ここまで吸わせといてパチンッ!じゃ呆気なさ過ぎる。だから・・・ゆっくりと近づいてデコピンをお見舞いしてやりました。
パコンッ!ひえ~(TдT)あにすんだよぉ!ころころころ・・・ステンッ。
そろそろごちそうさま、というタイミングで食らった一撃は、たとえ軽い衝撃でしょうがお腹が重たくて鈍くなった蚊には強烈だったようで・・・
ヨロヨロ・・・・、と、飛べない・・・(汗)。
『(;´Д`)ハアハア、ううう、重たいわ・・・これから産卵のために飛び立たなくちゃいけないのに・・・、欲張りすぎて吸い過ぎたヒトの血が重くて飛べないの・・・』
YOUTUBE動画 吸った血の重みで飛べなくなり歩き回る蚊(カ)
この状態まで放置して血を吸わせる私もどうかと思いますが、血を吸う早さ、その状況下での蚊の油断、吸い終えてからのデブった鈍さ、憎き害虫ですがプッと吹き出してしまいました。
できるだけ高い場所からの離陸を狙っているのか手の上を目指して歩き回る蚊(ヒトスジシマカ)。
ときおり、お尻から透明な液体をピュッ!と飛ばしながら歩くのは、体液の調整と重みを少しでも軽くするための生理現象なのかもしれません。
んなことより早く駆除しろよ(笑)と怒られそうですね。
歩き疲れたのか、休憩を取ることもしばしば。
YOUTUBE動画 血を吸って重くなり飛べなくなった蚊
実際には吸った血の重みよりもデコピンの後遺症が大きいと思うのですが、血を吸った蚊はあまりにも鈍くなるという実験でもありました。
※敢えて血を吸わせて蚊を退治する方法は諸刃の剣なので危険が伴うので自己責任で試してみてください。