昼間に血を吸いに来るヤブ蚊・ヒトスジシマカは、一度に吸う血の量は、蚊 自身とほぼ同じ量なのだそうです。
人間がそんなに飲み食いできるわけがありません。死んでしまいます。でも、害虫の蚊(カ)はそうすることで卵を産む栄養分にしているそうな。
そんな、人間の血液を吸い上げた吸ったお腹がゴム風船のように膨らんだ害虫の蚊(ヤブ蚊・ヒトスジシマカ)の写真・画像です。
前回の記事で私のデコピンを食らった蚊です。あれから様子を観察していましたが、飛ぶことを放棄したように歩き回る姿は、まるで新種の蚊のようにも見えてきます。
ヒョコヒョコと歩く様子は以外にも速くて、それもまたビックリさせられます。
お腹いっぱいに血を吸った蚊の後ろ姿を見て下さい。人間ならば完全な肥満体型で、さすが自分の体重とほぼ同じ量の血液を蓄えた貯蔵庫なんだと感心してしまいます。
お腹いっぱいに血を吸った蚊の真上からの撮影写真・画像を見ても、その量の多さがわかりますね。がめつい、蚊は欲深き害虫なのかもしれません。
こんなに太った身体を弱々しい羽で宙に浮かせるのは至難の業なのでしょう、しかも人間の攻撃を受けたあとではなおさら。
しばらく、歩いては休む蚊の様子を観察したいと思います。
血液を吸って体重がほぼ2倍に重くなった蚊は飛べない?
この状態でも、2,3日もすると徐々に腹部は細くなっていきます。
まるでホラーSF映画のエイリアンの女王のような貫禄を醸し出しています。
いや、エイリアンは架空のモンスター、目の前の小さな蚊は実在する恐ろしいモンスター。
なんだかレンズを通して見ているつもりが、ジッと睨まれているような感覚に襲われるのです。
YOUTUBE動画 体液と体重を調整するための液体放出なのか!?
このままだと体重の調整で飛び立たれて逃げられそうなので、最後のお別れをすることにしました。
さようなら、ヤブ蚊・ヒトスジシマカさん。
欲張って血を吸い過ぎるからこうなるんですよ。
それにしても女・大食い芸人じゃないんだから、食い過ぎでしょ(笑)。
・・・。
まるで黒いゴム風船が膨らんだようなヒトスジシマカのお腹。
裂けているわけじゃなくてハムスターの頬袋のように柔軟性があるんでしょうね。