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”KINCHO”は鶏(ニワトリ)ではなく、なぜ”金鳥”(キンチョー)なのか?由来はオリンピックの一等賞「金メダル」と「金の卵」からきてる?

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Σ^) コケコッコー

 

 

今年2017年の干支は酉(とり)で、酉は”鶏”(にわとり)を表すそうです。

 

商売には縁起の良い年とされるようで、「取り込む」から儲かるそうなんだとか。

 

 

『そうかー、それで新年早々に焼き鳥が無性に食べたくなるのかー、屋台で炭火焼きした”やきとり”もいいけど、ケンタッキーフライドチキンもいいよなー(゚¬゚)じゅるり・・・』

 

と食欲に結びつける私もあながち間違ってないなー(食べる=取り込む)と妙に納得しています(笑)。

 

 

他にも新年も朝一番に起きるとか、猿と犬の間にいる干支の順番は犬猿の仲を仲裁したとかなんとか、調べるとキリがないのでココらへんにしますが、

 

私が書きたいのはソレじゃなくて、鶏(にわとり)といえばアレに決まってるじゃないですか!そう、アレ!ですよ、まだ分かりませんか?しょうがないですねえ、コレ!ですよ。

 

 

金鳥の渦巻(蚊取り線香) 50巻入りの箱

金鳥の渦巻(蚊取り線香) 50巻入りの箱

 

今、あー!って思ったでしょ?あーはいはい!って(笑)。なんで逆さに撮影したんだってのは私も謎で(笑)、ソコはスルーしてください。

 

そう、”にわとり”といったら金鳥の渦巻「蚊取り線香」をイメージしませんか?

 

昔から基本的なデザインは変えず進化したパッケージ

昔から基本的なデザインは変えず進化したパッケージ

 

蚊取り線香50巻入りのパッケージ箱、改めて見てみると凄い、ですよね。なにがって、この昭和チック・明治チック?だけどレトロモダンな和風デザインが日本魂と大和魂が混在した古き良き時代を彷彿とさせるアンティーク感(※←よく知らないけどカッコイイから、ずーっと使いたかったキーワード(笑)。)

 

なにが凄いって、このKINCHO(キンチョー)の絵というか鶏(にわとり)を見た瞬間に、日本人の血ともいうべき!?鼻腔にムズムズ・モクモクと蚊取り線香の香りがしてくるのです。

 

さて、なぜ鶏の顔が使用されているのか。

 

司馬遷によって編纂された中国史上初の歴史書「史記」のなかの「蘇秦伝」にある「鶏口と為るも牛後と為る勿れ」という言葉を引用した。

この一節を信条としていた上山英一郎は、明治43年(1910年)「金鳥」の商標を登録した。業界の先駆者として「鶏口」になるべき自覚と気概を持ち、品質をはじめ、あらゆる面で他より優れたトップの存在であることを願い、決して「牛後」となることがないよう自戒を込めた決意。

「金鳥」商標のいわれ なぜニワトリなの?https://www.kincho.co.jp/kaisha/mark/index.html

 

ワーオ∑(ι´Дン)ノ!なんと100年近い歴史あるマークだったのですね(汗)。

 

ちなみに私の浅い歴史で鶏といえば、小学生の頃に飼っていた名古屋コーチン(10羽ぐらい)と、大人の雄鶏に成長した祭りで買ったカラーひよこ(1羽)がケンカするという壮絶な現場を目撃して泣いてしまうほどビビったという、、、え?どうでもいい?まあつまり鶏は飼っていたこともあり親しみがあるのです(笑)。

 

殺虫効果のある除虫菊(じょちゅうぎく)の花イラスト

殺虫効果のある除虫菊(じょちゅうぎく)の花イラスト

 

四隅に配置されている白い花は除虫菊でしょうね。

 

原産国は地中海・中央アジアといわれ、セルビア共和国(旧ユーゴスラビア)で発見されました。この花は古くから殺虫効果があることが知られており、現在もケニアをはじめ世界各地で殺虫剤の原料として栽培されています。殺虫成分ピレトリンは花の子房に多く含まれています。

日本では弊社の創業者である和歌山県出身の上山英一郎(うえやま えいいちろう)が明治19年(1886)にアメリカのH.E.アモア氏から除虫菊の種子を贈られ、渦巻型の蚊取り線香を発明しました。

除虫菊ってなに?
https://www.kincho.co.jp/tama/kiku/kiku.html

 

除虫菊のタネ(種子)はホームセンターの花の種コーナーでも売られていたりしますよね。

 

金鳥の渦巻き蚊取り線香のイメージキャラクター?のニワトリ(雄鶏)

金鳥の渦巻き蚊取り線香のイメージキャラクター?のニワトリ(雄鶏)

 

除虫菊と一緒に柄に使われている鶏は柔らかい印象でカワイイ(笑)。

 

防除用医薬部外品[効果]蚊成虫の駆除

防除用医薬部外品[効果]蚊成虫の駆除

 

そう、蚊取り線香(金鳥の渦巻)は、蚊の成虫を駆除する”お線香”なのですね。

 

線香立て入りの説明イラスト

線香立て入りの説明イラスト

 

皿型線香立て・線香立て2種類が入ってるのが何気に嬉しいのです。

 

組み立て方のイラストも丁寧で分かりやすく日本人の勤勉さがにじみ出ている

組み立て方のイラストも丁寧で分かりやすく日本人の勤勉さがにじみ出ている

 

2巻状態の線香の外し方もイラストで分かりやすく説明されてるのも嬉しい。

 

日本製 メイド・イン・ジャパン(MADE IN JAPAN)ロゴマーク

日本製 メイド・イン・ジャパン(MADE IN JAPAN)ロゴマーク

 

今現在のテレビCMで藤原竜也さんが出しているクイズをまだ解けていない方はいますか?

 

「キンチョーの蚊取り線香がちょっと高いのはなぜでしょう?」

  1. 厳選した天然の材料を使って日本で丁寧に作っているから
  2. 本社が立派だから(受付が豪華だから)

 

答えが分からない人は箱を見てみましょう。

 

金鳥のかとりせんこう、店頭で「ちょっと高いな」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でもそれには理由があるんです。それは「除虫菊成分など厳選した天然原料を用い、製造から品質管理まで国内の自社工場で徹底して行っているから」なんです。とにかく品質、特に効き目と香りには徹底的にこだわっています。

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URL、uzumaki_takai(うずまき たかい)って(笑)。KINCHOのテレビCMは視聴者をクスッとさせるエッセンスを盛り込むのが上手いですよね。

 

 

ニワトリと除虫菊が絶妙なバランスで配置デザインされたパッケージの箱

ニワトリと除虫菊が絶妙なバランスで配置デザインされたパッケージの箱

 

それにしてもマジマジと観察してみると箱のデザインがなんと表現したらいいのか分からないぐらい素晴らしいですよね(※←私がよく知らないだけ)、なんていうか、箱を見た瞬間に夏を感じるというか、あの懐かしい煙の匂いを思い出すような。

 

なーんて思っていたら、

 

グッドデザイン賞(GOOD DESIGN)を受賞

グッドデザイン賞(GOOD DESIGN)を受賞

 

グッドデザイン賞(GOOD DESIGN)を受賞してるじゃないですか(;´゚д゚`)!うーむ、私の感性は間違っていなかった(ドヤ)!

 

受賞対象名 蚊取線香 [金鳥の渦巻]

蚊取線香
明治23年(1890) 創業者上山英一郎(うえやまえいいちろう)は世界初の棒状蚊取線香を発明。5年後にその妻ゆきが渦巻型の蚊取線香を着想し、7年間の試行錯誤の末、明治35年(1902)現在と同じWコイル(手巻き)のものが完成した。爾来、世界中の蚊に悩まされる国々へと広がった。パッケージデザインは鶏マークを商標に採用した...

 

あれ?グッドデザイン賞ページにデザイナー「上山ゆき」ってあるけど、創業者の上山英一郎さんの妻、奥さんじゃないの?もうなんていうか、凄いですね。

 

いやー、見れば見るほどKINCHO(キンチョー)の蚊取り線香って奥が深いというか、歴史があるというか、蚊除け効果だけじゃないんだなーと考えさせられるのですが、まだ疑問が残っているのですよね。

 

その疑問を提示して投稿アップ!してやろうかと思いますよ。

 

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”金鳥”は、なぜ鶏じゃなく”金(キン)”の”鳥(トリ)”なのか、左向きなのか。最大の謎キンチョーはなぜ金鳥なのか

商品デザインのメイン(主役)となっているニワトリ(雄鶏)

商品デザインのメイン(主役)となっているニワトリ(雄鶏)

 

鶏の首にある「上山」は創業者の上山英一郎(うえやまえいいちろう)、線香が左巻きなのは他社品は右巻が多かったので、区別するために左巻にした、他に老子の中に「君子居則貴左」なる文言があり、太平の時には左が貴ばれるからなどホームページに載ってはいます。

蚊取り線香、ためになるQ&A
https://www.kincho.co.jp/gaichu/column/katori.html

 

ですが、私が抱えている疑問はまだ答えが見つかっていません。

 

  1. 金鳥はなぜ鶏でなくキンのトリ(キンチョー)なのか
  2. パッケージデザイン上部の紋はなんなのか
  3. ニワトリが左向きなのは巻き方に合わせたのか

 

金鳥(キンチョウ)の由来はYahoo!知恵袋の質問への回答ではこうありました。

 

Q.金鳥の会社名の由来を教えてください。

A.とさかの真っ赤な鶏の頭をデザインした「金鳥」は、大日本除虫菊(本社・大阪市)の創業者・上山英一郎氏が、司馬遷の史記に出てくる「鶏口と為(な)るも牛後と為る無かれ」という格言から採った。明治43(1910)年に商標登録した。ただ、なぜ「鶏」でなくて「金の鳥」なのかは、ハッキリした資料がない。英一郎氏のひ孫にあたる上山久史常務は「1番という意味で金をつけたのではないか」と話している

金鳥の会社名の由来を教えてください。 - とさかの真っ赤な鶏の頭をデザインした「金鳥」は、大日本除虫菊(本社・大阪市)の創業者・... - Yahoo!知恵袋
金鳥の会社名の由来を教えてください。 とさかの真っ赤な鶏の頭をデザインした「金鳥」は、大日本除虫菊(本社・大阪市)の創業者・上山英一郎氏が、司馬遷の史記に出てくる「鶏口と為(な)るも牛後と為る無かれ」という格言から採った。明治43(1910)年に商標登録した。ただ、なぜ「鶏」でなくて「金の鳥」なのかは、ハッキリした資...

 

私が考えたのはオリンピック・五輪の一等賞である金メダル、それからポンポンと卵を産むから金の卵、であるからして金鳥(キンチョウ)と名付けたというこれまた浅はかな考え(汗)。

 

「金鳥の渦巻」のデザイン上部に配置された8つの紋を拡大してみた

「金鳥の渦巻」のデザイン上部に配置された8つの紋を拡大してみた

 

それからデザイン上部の紋?文様?メダル?真ん中の丸の中にある「第18回全国特産品博覧会」?もしかしてKINCHO(社名|大日本除虫菊株式会社)が受賞したメダルなのでしょうか、うーむ(;´A`)分かりません。

 

「金鳥の渦巻」のデザイン上部に配置された8つの紋を拡大してみた

「金鳥の渦巻」のデザイン上部に配置された8つの紋を拡大してみた

 

私の浅い脳みそでは解読不能、理解不能でございます(笑)。KINCHOの人、教えて下さい。

 

「金鳥の渦巻」のデザイン上部に配置された8つの紋を拡大してみた

「金鳥の渦巻」のデザイン上部に配置された8つの紋を拡大してみた

 

なんなのでしょうか、KINCHOホームページのパッケージの歴史にも由来や説明は載っていませんでした。

 

KINCHO資料館 パッケージの歴史

資料館 | 工場見学 | KINCHO

 

金鳥の渦巻・蚊取り線香に関していろいろな方がブログやホームページに書いてるけれど、紋章?メダル?に関してはまだ見つけきれていません。

 

渦巻・・蚊取り線香の深い話

  • 蚊取り線香が渦巻き型になった理由?
  • 線香の渦巻きは日本だけ左巻き?
  • 金鳥(キンチョー)って鳥はいない?
『渦巻・・蚊取り線香の深い話』
渦巻研究家の齋藤です今日は蚊取り線香の渦巻きのお話です 1890年(明治23年)「最初の蚊取り線香は仏壇線香のノウハウで作られたもので、長さ20cm。40分ほ…

 

なぜ金のトリなのか、と同じく謎に包まれた!?開いてはいけないパンドラの箱!?なのかもしれません。と、もしかしたら下記のページにヒントが隠されているかもしれません。

 

大阪商業大学 起業教育研究会 特別講演

家庭用殺虫剤メーカーのパイオニア 「KINCHO(金鳥)の商品開発における人・社会とのつながり」KINCHO(大日本除虫菊株式会社) 専務取締役 上山 久史

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創業者”上山英一郎”をモデルにした朝ドラ・連ドラをやるとしたら演じるのは誰になるのでしょうか。やっぱり藤原竜也さんが適役かなあ、晩年の約は岸部一徳さんかなあ、大滝秀治さんがご存命だったらバッチリだったろうなあ、なんて妄想しながら、

 

渦を巻いた緑色の蚊取り線香が重なった画像

渦を巻いた緑色の蚊取り線香が重なった画像

 

箱に描かれたイラストを参考に線香を外し、

 

蚊取り線香を顕微鏡ズーム機能で拡大撮影した写真

蚊取り線香を顕微鏡ズーム機能で拡大撮影した写真

 

火を点ける前にクンクンと香りを嗅いで懐かしい昭和の時代風景を思い出しながら、

 

KINCHO蚊取り線香の先端にライターで火を点けた

KINCHO蚊取り線香の先端にライターで火を点けた

 

シュボッー!とターボライターで点火!白い煙いがユラユラと天に向かって消えていく・・・

 

真っ赤に燃えて白い煙をモクモクと吐き出す蚊取り線香

真っ赤に燃えて白い煙をモクモクと吐き出す蚊取り線香

 

あまりオススメできないけど、多くの人がやってそうなのは、蚊取り線香の日で植物に付いた害虫をジュージューッ!と焼いて退治するのも昭和の風景として推薦させて下さい(笑)。

 

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