ボウフラが発生しそうな雨水に、飲み終えた(使用済み)コーヒーの粉を撒いたらボウフラは発生しない、
ということが前回の記事で分かりました。
いや、正確には
”雌の成虫蚊が寄ってこなかった”
が正しいかもしれません。
※我が家の環境で、しかも1度しか試してないという参考にならない内容ですが、雨水に使用済みコーヒー粉を投入したら成虫のメス蚊は寄ってこない、ということはみなさん知らなかったのでは?
空から降ってきた純粋な?(でも不純物を含んだ)雨水なら卵を産むけれど、コーヒー臭い雨水は避けるのでしょう。
え?それはもはや雨水でなくコーヒー(笑)って。
しかし実際にボウフラは発生しなかったのです。蚊は産卵してから2,3日でボウフラまで育つそうです。2週間放置した容器には1匹のボウフラも見つかりませんでした。
また、コーヒーの粉を投入して2週間後の雨水が入った容器の後ろには「蚊とりん」がありまして、その中にはしっかりとボウフラが発生していたので設置場所に問題はなかったと思われます。
ということは、コーヒーの粉でメス蚊除けは成功した(かも?)と書いてもいいのでは(汗)。
であるならば次は、コーヒー(の粉には)幼虫ボウフラを退治する効果というか、威力というか、そんな成分はあるのでしょうか?という疑問が湧いてきたのです。
多くの人は、飲み終わったコーヒーの粉・カスを再利用・リサイクルすることなく捨てていると思います。(肥料や消臭剤・匂い消し代わりなど)
そんな捨てられる存在だったゴミが、害虫駆除?蚊除け?ボウフラ対策?に役立つならば、コーヒー生産農家やコーヒー屋さんも嬉しいのでは!?なんて思ったりして(=´▽`)ゞ。
ということで中の雨水が蒸発して水位も下がっている背後の蚊とりん、掃除と交換を兼ねてボウフラを取り出して協力してもらいましょう。
(使用済み)コーヒーかす・珈琲粉末で蚊の幼虫ボウフラを退治・駆除することはできるのか試した結果・・・
蚊とりん内部でウネウネクネクネと泳いでいた蚊の幼虫ボウフラを捕獲!イエカ、またはヒトスジシマカ(ヤブ蚊)どちらかの赤ちゃんでしょう。
とても元気に泳いで微笑ましい・・・なんてわけはなく、不気味で気持ち悪いのがボウフラ(笑)。
今回、私が使用するレギュラーコーヒー(珈琲豆を挽いた粉)はスターバックス・STARBUCKSのブレックファーストブレンドです。
なぜスタバのコーヒー粉を使用するのかというと、ちょうど私が飲んでいたから、ただそれだけです。
ボウフラが泳ぐ雨水にコーヒー粉を投入!
徐々に水の底へ沈んでいくコーヒーの黒い粉。
YOUTUBE動画 ボウフラがいる水へコーヒー粉を入れてみた
ボウフラがいる水の中へ(使用済み)コーヒー粉を入れてみると、頭上から降ってくる黒い物体に驚きギュインギュイン!ギュイーン!と激しくバタバタ踊り狂うのです!
次第にコーヒー粉から成分が溶けだして水の色が変化して濁ってきました。しかし、ボウフラは平気な様子でクネクネウネウネと泳ぎ続けるのです!
コーヒー粉の投入から半日が経過した水は少しずつ黒く濁るのですが、ボウフラはそんなの関係ねえよ!とお構いなしに元気に泳ぎ続けるのです!まさか、ボウフラはコーヒー好きなのか!?水の色のように不安が募る私のココロ・・・
と、そこで衝撃の瞬間を目にしたのです(;´゚д゚`)!?
ボウフラが、底に沈んだコーヒー粉末を食べてる!?
なんと!底に沈んだコーヒー粉をモグモグと食べている!?動画撮影できなかったのが悔やまれます。私には食事しているようにしか見えませんでした。まさか、ボウフラはコーヒー好き過ぎて食べちゃう!?水の色のように不安が募る私のココロ・・・
YOUTUBE動画 コーヒー粉を投入しても生き続けるボウフラ
投入から数時間後ということもありタフな害虫の赤ちゃんは余裕ぶっこいてクネクネダンスで私を挑発するのです!
ムッキ━(怒゚Д゚怒)━!
そっちがその気ならこっちだってね、、、コーヒー粉を追加(笑)!
追加投入されたコーヒー粉末が降ってきて時折ボウフラにぶつかり、その度にギャヒギャヒー!と怒りのダンスを踊るのです。
時折、底に潜ってなにやらモグモグ、モグモグ?コーヒー粉を食べてるんじゃなくて、どかして餌を探している???
水面は真っ黒(笑)
限られたスペースならコーヒー粉でボウフラ退治は可能だ!?
結局、コーヒー粉を入れて1日24時間は生きていました。さらに観察を続け、36時間後には動かなくなっていました。
私が思うには、コーヒーがボウフラを退治したというよりも、水面に浮かんだコーヒー粉が酸素の供給を遮断して窒息したのではないかと(汗)。
つまり今回試したことは、雨水に油を撒くのと同様の結果、ボウフラは死滅したということなのかもしれません(汗)。
しかし!それでも捨てられていたコーヒー粉が、(限られたスペースならば)害虫ヤブ蚊・イエカの赤ちゃん対策になるかもしれないということが分かりました。
※小さなお子様がいる、ペット飼育をしている環境では誤って食べる恐れがあるかもしれないのでオススメはしません。というか、かなり怪しい結果なんですけどね・・・