(o゚Д゚)=◯)`3゜) ∵パーンッ!
首筋に違和感を感じたので、咄嗟に手で叩いたのです。
恐らく、
いや多分、
間違いなく、
害虫”カ”であろうと思っていました。
ところが、私が叩いたのは蚊ではなかったのです。
時刻はお昼過ぎ、首の後をコショコショと小さな生き物が歩く気配に気付き、
「あーハイハイ、いつものヤブ蚊ね、パチンッ!(笑)」
って。
サッカーのノールックパス、あの技の害虫駆除版です。
肌感覚で虫を見極め、退治する、何度も刺されてきた経験で身につけた、これもひとつの技術、だと考えていましたが、まだまだ私は未熟者でした。
私は、過ちを犯したのです。
「( ゚д゚)ペッ!蚊のヤロー手間を取らせやがって、ティッシュで拭くか」
と叩いた手を見た時でした、
「( ゚д゚)・・・Σ(゚Д゚)!?・・・(((;゚;Д;゚;))ギャーッ!」
頭で想像していた図は、こうだったんです↓
吸い取ったヒトの生き血が腹部に溜まり、平手打ちの一撃で即死!の図↑。
日本全国で見られる当たり前の光景ですよね?
ですが、私の手の中には蚊ではない別の虫が横たわっていたのです。
蜂(ハチ)に擬態したブヨ?アブ?それとも蝿(ハエ)に似た昆虫?針を備えた正体不明のムシの名前はなんだ?
「ん?(*゚ー゚*)・・・」
と、
一瞬、思考が止まりました。
たしかに虫を叩いたのは当たっていますが、蚊ではない何者かが横たわっていたのです。
そしてそれは、私の手の上でお尻から針をシュッシュッ!シュッシュッシュッ!と出したり引っ込めたりしていたのです。
その瞬間、
「うおあーっヾ(´*д*`)ノ!」
と手をバタバタ振ってソイツを落としたのです。
肝心のソイツとは、
※撮影した時はまだ微かに動いていて、お尻の先から針をニョキニョキと出し入れしていたので手の平から移しました。
ナニコレ・・・
「な、なにコイツ、え?ハチ?でも顔は蝿(ハエ)みたいだし、でもお尻から鋭い針を出し入れしてるよ、それに体の模様が警告色・模様の蜂みたいだ」
「んんー・・・、お尻から針のようなものをヒョコヒョコと出し入れしてるし、ハチ?蝿(ハエ)?アブ?ブヨ?それにしても、なんだか変な顔してる・・・」
「分からない、正体不明、見れば見るほどラビリンス・・」
「部位パーツの色や模様、蜂(ハチ)に擬態しているようにも見えるんだけど、それに・・・針あるしなあ・・・」
シュッ!シュシュシュッ!
「これ、針だよね、まさか毒針?この虫、刺すの?毒持ってたらヤバかったんじゃない?」
次第にその針のジャブが鈍くなり、引っ込めた状態で動かなくなりました。
つまり、天へ召されたのではないかと・・・
蜂と蝿とアブとブヨを混ぜて適当に割ったらこんな虫になるんでしょうか(笑)、それにしても黄色い箇所のパーツがダンガムみたいでカッコいい。
この模様、色は自分は危険だから近づくな!という警告色なのでしょうか、優れたデザイン性を備えているように見えるのですが、対して、
顔は不細工(ブサイク)です(笑)。
私にはジブリアニメ”紅の豚”のサングラスをかけた主人公にしか見えなかったのですが、イタリア語で豚をポルコ、赤をロッソといい、ポルコ・ロッソふむふむ・・・
じゃあこの虫の名は、ポルコ・ジャッロ(※黄色をイタリア語で)と名付けようか、という冗談はここまでに。
Google検索で調べてみると、
- ヒゲナガハナアブ
- ハナバチ
- ダイミョウキマダラハナバチ
- キマダラハナバチ
という種類・名称が近いのではないか、と名前が挙がりました。
しかし画像が一致する虫がまだ特定できていないので、今のところ、暫定でポルコ・ジャッロでいいのではないか、と考えています(笑)。