
台風と蚊(いらすとや)
※この記事は台風と蚊の関係について管理人が実際に経験した事例を元に考察をしてみる、あくまで素人の個人が考えて記した内容です。
先日の台風による影響、大きかったですね。(※2018年)
日本各地で被害が出たようですが皆様は無事だったでしょうか。
我が家は猛烈な風で窓や家屋がギシギシと音を立ててきしみ、倒壊するんじゃないかと恐怖で震えて一睡もできませんでした(笑)が、これといった損壊等はなく停電と断水だけで済みました。といっても、電気と水がない数日間、とても不安でした(;´∀`)。
さあ、台風が過ぎてひと安心!・・・ではないということは、当ブログの訪問者は分かっていますよね。
台風の恐怖に怯えた後は、次は奴らの襲撃に備えないといけないのです・・・。
それは、蚊。
暴風で姿を消したと思ったら、しばらくして湧いたように増える奴ら。
「台風が過ぎ去った後、どうして蚊が増えるのでしょうか?」

濃い足毛を避けて血を吸うヤブ蚊
日常の生活を取り戻し、台風の後片付けをしていると、プスッ!

濃い足毛を避けて血を吸うヤブ蚊
チューチューゴクゴク、と美味しそうに私の生き血を食らう憎き害虫。。。
「テメエ、あの暴風で世界の果てまで吹き飛んだんじゃなかったのか(# ゚Д゚)?」
パーン)゚ロ゚)ノ!

叩いて駆除されたヤブ蚊の死骸
グエ(。×ω×)
というやりとりが何度も繰り返されるのです。
なぜ、あの猛烈な暴風で世界の果てまで吹き飛ばされたかと思うほど姿を見せなかったのに、3,4日もすると急に増えだすのが、私は不思議で仕方なかったのです。
しかしついに(※我が家の環境の場合)その謎が解けました。
台風の暴風雨が、蚊の住処を作り出していたのです。
台風の暴風が蚊の姿を消し去り、また、蚊の誕生を手助けしていた!?

台風で樹木から落ちた葉
台風が過ぎ去った後、折れたり落ちた枝葉が散乱した様子。

台風の暴風でなぎ倒された植物
植えていた苗木も雑草と一緒に根こそぎなぎ倒されています。まだ背が低い苗木の場合、下手に支柱を立てるよりも放置して台風通過後に直したほうがいいということを、以前の台風襲来時に支柱ごと折られて勉強になりました。

台風で一ヶ所に集まった枯れ木や落ち葉
で、ですね、この台風による暴風で落ち葉やゴミが一ヶ所に集まることで、蚊が増える原因となっていると判明しました。(※我が家の場合)

台風対策に屋外の荷物を集めて固定した
上の写真は、台風接近時に前もって屋外の荷物をまとめ、重しを載せて暴風で飛ばないように固定した時のもの。重しに加え、それぞれの荷物をヒモで結んでガッチリと固定。台風が去って天気も回復し、台風対策の後片付け(もとに戻す作業?)をしていると気付いたのです。
「あれ?どうして水が溜まっているんだ?」

排水するはずの植木鉢に雨水が溜まっていた
植木鉢には水を底から流す穴が空いているはずなのに、なぜか水が溜まっていたのです。
![[アニメGIF]雨水に小さな虫が浮かんでいた](https://www.dandyism.biz/wp-content/uploads/2018/10/typhoon-and-mosquito-1.gif)
[アニメGIF]雨水に小さな虫が浮かんでいた
その中で小さな虫がプカプカ浮かんでいました。
なんだか嫌な予感がします・・・。
「あれ?こっちの鉢にも水が溜まっている・・・」

落ち葉・枯れ葉で穴が塞がれ雨水が溜まった植木鉢
鉢植えの中に溜まった水を捨てようと手にした時、私は発見したのです。
「ぼ、ボウフラが発生している(;´∀`)」

雨水が溜まった植木鉢の中に蚊の幼虫ボウフラが発生していた
そうです、台風対策に一ヶ所にまとめていた荷物の中でボウフラが大量発生していたのです。
![[アニメGIF]ボウフラ](https://www.dandyism.biz/wp-content/uploads/2018/10/typhoon-and-mosquito-2.gif)
[アニメGIF]ボウフラ
底に穴が空いている植木鉢の中でどうして?
上に載せた重しをどかし、ヒモをほどいてみると理由が判明しました。

台風で集まった落ち葉・枯れ葉
台風で飛ばされてきた落ち葉・枯れ葉が植木鉢などの底に溜まり、穴を塞ぎ。そこへ雨水が入り込んで貯まり、蚊が産卵してボウフラが発生していたのです。
こうなると”蚊とりん”の効果も半減です。

雨水の貯まる場所をなくし、蚊とりんを置いて対処した
台風対策でひとまとめにした荷物から害虫の蚊が発生していたことが分かり、台風後の後片付け、掃除の重要性を改めて認識しました。
※例外
敷地内など手の届く範囲の掃除で蚊・ボウフラの発生源を絶つことはできますが、例外があります。それは、ドブ・側溝です。敷地周辺のゴミや泥が溜まり、ボウフラが湧く場所になっている可能性もあります。その場合、台風接近前に側溝の目くらフタで穴を塞ぐのも蚊・ボウフラの発生対策に有効です。
その場合、天気が回復したら取り外すことを忘れずに。