屋外に植物への水やり用の雨水を貯める容器がある。
屋上から地面へ雨水を流す配管の出口に置いた箱。
その箱の中では、雨が降った後は必ず数日で蚊の幼虫”ボウフラ”が発生する。
※蚊は、壁などに卵を産み付けるらしいのですが、水分がない時は冬眠状態!?で休み、乾燥に耐え、雨が降ると孵化するんだとか、なんですかこのスーパー生命力は(笑)!対策としては屋外の雨水を貯める容器は汚れをこすり洗いすると蚊の卵も取れる、だけど面倒くさいからやってないです。
さて、異変に気づいたのはつい先日のこと。
あれ?雨が降って数日が経ってもボウフラが見当たらない。
不思議に思って水中を覗き込んでみると・・・
ん?時折、水底でモゾモゾ、モゾモゾと動く物体がいる。
なんだろう・・・目を凝らしてみると、
(;´゚д゚`)うわ!ヤゴだ!
かなり久しぶりに見た気がします、トンボの幼虫ヤゴ!
あれ?今の季節は秋、ヤゴの姿を見るには時期がズレてる!?ん~トンボの種類までは私では分かりませんね(汗)。
多分、害虫”蚊”の幼虫ボウフラは、トンボの幼虫ヤゴが捕食したんだろうと推測。いや、それ以外に考えられない、だって、いつもはボウフラ製造工場!?ってぐらいに発生するんですから。
見てしまうと触りたくなってきたので、そっと手ですくってみようと思います。
トンボの幼虫ヤゴは肉食性だから人間の手を噛んだり刺す!?優しく捕まえて観察して動画を撮影してみたよ。
そ~っと優しく、手ですくってみます。
すると、逃げることも暴れることもせず、手の中にスーッと移動してシュタッ!と乗ってくれました(笑)。
なんか可愛いですな、普段はゴキブリや蚊ばっかりだから、なおさら(笑)。
ヤゴとはトンボ目、特にトンボ亜目のものの幼虫を指す通称(俗称)。肉食性の水生昆虫として有名である。語源は成虫であるトンボを表す「ヤンマの子」を略して「ヤゴ」と称された。
昆虫の幼虫の中には、成虫とはとても異なる姿のものがあり、それらの中で、昔からよく知られているものには、成虫とは別名で呼ばれているものが存在する。ヤゴもそのひとつで、成虫とは外見や生態は全く異なるがトンボ目の幼虫である。
トンボはすべて空中での生活に高度に適応した陸生動物であるが、その幼虫であるヤゴは、水中に生息する水生昆虫である。
一見すると軽やかに空を飛ぶ成虫からは想像できない姿をしている。肉食で、主に小型の水棲昆虫を食べる。小魚の体液を吸うこともある。
ヤゴはすべて肉食で、普段は折り畳まれている下唇を瞬時に伸ばすことで離れた距離から獲物を捕食する。そのスピードと精度は日本国内の水生昆虫の中では屈指であり、狩りのスケールを度外視すれば非常に獰猛な捕食者と言って差し支えない。
幼虫の期間は数週間のものから数年に及ぶものまでさまざまであるが、最終的にはヤゴが陸に登って羽化し、成虫(トンボ)となる。ヤゴのいる水辺を探せば、その時の抜け殻を探すことができる。
ウィキペディア(Wikipedia)ヤゴ https://goo.gl/6S7mW1
ヤゴは水中のサソリとも呼ばれるそうで、撮影した時は知らなかったんですが噛み付いたり刺したりするというネット記事もありました。
YOUTUBE動画 トンボの幼虫ヤゴを発見したから撮影してみた
バッタのような、とても愛嬌のある姿と動き、ヤゴを養殖してボウフラ対策にできないものか、と考えてしまいました。
それにしてもこの見た目からトンボになるわけですから、昆虫ってホント凄い生き物ですよね。
ここから羽化して羽が生えて空を飛び回る、想像できません(笑)。
この後、ちゃんと水に戻してあげましたよ。