ジカ熱・ジカウイルスや小頭症、デング熱など蚊(カ)が媒介する感染症が、テレビや新聞、ネットニュースで話題になったら、必ず出てくるだろうと思われていた(※私だけ)。
でも、出て来ない・・・(汗)。いや、まだ早いだけなのか、梅雨も終わり本格的な夏が到来したらメディアもこぞって取り上げだすのか、しかし、去年はそうじゃなかった。
おかしいぞ、目にもしないし耳にも聞こえてこない、なんで(笑)?と自分だけが謎に包まれている。
だって、電源も薬剤も一切使わずに、雨水だけで蚊の幼虫ボウフラを閉じ込めて一生を終えさせるエコグッズなんですよ。
それが、この”蚊とりん”という容器。これ、凄いんです。え?はい、見た目はただの容器です。でも、凄いんです。
え?話もしないし歩きもしないの?はい、しません。
自動で部屋の中を動きまわってゴミを吸い取ったりするロボット掃除機が普及しつつある現代社会で、そこに置いておくだけで蚊を退治しちゃうの?
シャープが開発・販売した蚊取り空気清浄機みたいに誘き寄せて吸い取り、かつ空気も綺麗にするわけじゃない、、、けど、すごいです。
数カ月前に雨水を入れてから放置し続け、緑色のコケ(苔)が生えて濁っています。当然、中の雨水は腐敗臭?とても臭いです。でも、すごいです。
さて、数カ月ぶりに雨水交換も兼ねて容器内を洗うことにします。では、黒い部分の雨除けフタを取り外してみると・・・
雨水で蚊の幼虫ボウフラを駆除・退治する”蚊とりん”!
”蚊とりん”で卵から孵化、ボウフラになり生育して成虫の蚊になって空へ飛び立つ!ことができずに容器内に閉じ込められた蚊(成虫)の屍骸が溝に溜まっています。(※下記動画参照)
YOUTUBE動画 蚊とりん内部で死滅した蚊とうごめくボウフラ
詳細の仕組みは公式ホームページを見てもらえれば分かりますが、雨水だけで蚊の幼虫ボウフラ駆除、これ、ハッキリ言って凄いでしょ。
特徴
- 雨水を利用した自動給水なので、手間がかからない。
- 使い捨てではないため毎年使え、廃棄ゴミが出ない。
- 消耗部材がないので、交換の費用と手間がかからない。
- 蚊が好む黒色仕様であり、庭先や玄関先に置いても違和感がない。
- 水を入れて置いておくだけなので、温暖化を招く二酸化炭素を排出せず、火災の恐れがない。
- 電源の確保や維持の必要がないため、設置場所が限定されず、電気代もかからない。
- 薬を使用しないため、人畜や生態系に悪影響を及ぼさず、薬剤耐性種を出現させる恐れがない。
https://homepage3.nifty.com/f-dmmk/katorin/
で、その蚊を狙ってなのかは分かりませんが、このように蚊の天敵である蜘蛛も”ちゃっかり”巣を作って住んでいます(笑)。
起こしてしまってすいませんでした。見ると、蚊とりん内部の雨水の底には蜘蛛が脱皮した後の殻が沈んでいたのです。うん、蜘蛛は好きなだけ蚊を食べちゃって下さい。
電源・電気要らず(つまり電池なども不要)で、薬剤も不要、雨水だけでボウフラ退治、なんでテレビや新聞、ネットニュースで出て来ないのか不思議。いや、そうでもないか、そんなエコ過ぎる商品、自分が殺虫剤の企業だったらイヤ(笑)。
でもね、蚊取りボトル・ペットボトルですらイーストやブラウンシュガーなど費用が発生するのに、蚊とりんは雨水だけ!ですもんね。これはもうノーベル賞じゃないけどなにか勲章クラスの発明だと思います。
褒めすぎてもいけませんね、定期的に洗って掃除して雨水を交換しなければなりません。※雨で濡れる場所に置けば自然と補充されるから必要ないかも。
蚊・以外の昆虫にとって快適な環境なのでしょうね。このようにカタツムリのウンチがビッシリ・・・。これがまた蚊とりん内部に落ちてボウフラの栄養源になっているのかも。
カタツムリ対策を施した”新・蚊とりん”を密かに待ちわびています。
う~ん、どれも見事に汚れています(笑)。ボウフラをアスファルトの上に投げ捨てたら、次は洗いましょう。タワシでゴシゴシ、ゴシゴシ。
綺麗になりました。
黒い雨除けの部分も一緒に洗い流します。カタツムリのウンチが大量にこびり付いていました(;´Д`)。
洗い終えたら、再び雨水を補充して、
雨除けの黒いフタを取り付けたら終了!
花弁が上がった状態のこの水位まで雨水を補充して配置します。1ヶ月後、蒸発して水位が下がった分の雨水を補充するのです。※雨水はペットボトルに入れて保管しておけば雨が降らない、少ない時期でも交換できます。