前回の記事、蚊取り線香でボウフラを退治することはできるのか?を実際にやってみたら見事に成功して一人ガッツポーズを決めてしまいました、⋋( ‘Θ’)⋌コケコッコー!!!
気を良くした(?)私は、別の方法でもボウフラ対策ができないのか試してみることにしました。
それは、
蚊取り線香でボウフラの発生を抑えることは可能なのか?
です。
※以前、姉妹サイト”ゴキブリは親友です!”で蚊取り線香の燃えカス灰でボウフラの発生を抑えろ!を投稿しています。
成虫の蚊に対する予防策・対策はたくさんありますが、幼虫時代のボウフラへの対策が少ないことにずっと不満を抱いていた私だからこそ思い付いた実験です。←別に偉くない(笑)
※ただし、この実験はあくまで私個人が行っているもので、オススメはしません。製造販売元が提示する方法で使用することが望ましいです。
蚊が卵を産みそうな雨水の中へ、蚊取り線香を入れるとボウフラの発生を抑える、誕生を阻止することは可能か?
実験は屋外で行います。バケツに入れるのは蚊取り線香、枯れ草、そしていちばん大事な雨水を入れます。
※池の水でも可能でしょう。ただし、水道水ではダメ。
さあ、親の成虫、子の幼虫が大好きな環境を用意してあげました。私はなんて優しい人間なのでしょう(!?)。
ボウフラのエサとなる沈殿物のゴミも加えます。ボウフラにはきっとご馳走に見えていて、もしこの様子を見ていたらヨダレを垂らしていることでしょう(^q^)ウヒー!
というわけで、蚊の赤ちゃんボウフラの巣が完成しました\(^o^)/ヤッター!
この中に蚊が卵を産み付け、孵化してボウフラが誕生して成長してく様子が目視で確認できたら、実験は失敗ではないでしょうか。
※約1ヶ月の期間観察してみました。
ボウフラを退治する以前に発生を抑えられたら私たちの(夏場の)生活はもっと過ごしやすくなるのではないか、そんな想いで始めた試みは果たしてどうなるか!?
数週間が過ぎた頃、バケツの中はボウフラどころか生き物が住める環境ではないことが判明しました。
数週間が経過したバケツの中を確認してみましょう。
とても濁っています。
そして、微かに蚊取り線香の香りが・・・
と、水自体の腐敗臭?これは、Σ( ̄
果たしてボウフラは発生しているのでしょうか、(鼻をつまんで)顔を近づけて見てみると、
水面には小さな虫の死骸が浮いています。
お!?これはもしや・・・が、ボウフラはおろか、生き物の姿が見えません。
しかしまだ卵の状態で孵化していないだけかもしれないと考え、さらに放置して様子を観察してみることにしました。
果たしてボウフラは発生しているのでしょうか、
約3週間が経過した後のバケツの雨水は、これはもはやボウフラどころかどんな生き物さえも住めない環境であると見ただけでわかります。
蚊取り線香でボウフラの発生を抑えることはできる!・・・ってホントか!?
「いやいや、ボウフラどころか生き物が生存できない環境を生み出すなら、逆に怖くてそんな使い方できないじゃん!?じゃあ仮にボウフラの発生を抑えることができたとして、どんな使い方をすればいいの?ボウフラ、つまり蚊が湧き立つ場所、例えば排水口に蚊取り線香を投げ込むの?雨が降ると水たまりができる場所に蚊取り線香を置くの?それって水質汚染に繋がるような気がするし、植物とか枯れちゃうんじゃないの?」
とツッコまれるでしょう。そして、ふむふむ、それはなるほどですね、と私は答えるでしょう。
まず、蚊取り線香を沈めていた雨水が植物を枯らすのか、を試してみました。
雑草や花、観葉植物にバケツの中の汚水を与えてみて数週間が経過、
雑草も花も観葉植物も枯れませんでした。
※野菜や果樹にはどう考えてもダメ
次に、私は雨が降ると水が溜まる場所に直に蚊取り線香を置いてみました。
すると、蚊取り線香の周囲の雑草は気にすることなくグングンと伸びていきました。
次第に雑草に覆い隠された蚊取り線香は見えなくなり、
なんと、私から忘れ去られてしまいました。
結果、
風化して粉々に砕け散り地に還っていきました。
※この場所に野菜や果樹を植える予定は今後もなし。
(;´゚д゚`)は!?
バケツを思い出した私は駆け寄って中を見てみると、
(;´゚д゚`)・・・ご、ゴメンよ。忘れちゃってゴメンよ。本来の使い道から外れた扱い方をされた蚊取り線香が泣いているように見えて涙が溢れてきました。
以上の結果、蚊取り線香でボウフラの発生を抑えようとすると悲しくなって泣いてしまうということが分かりました。
といいますか、ボウフラ対策として蚊取り線香を置く、という使い方はオススメできません。前回の記事のようにボウフラに対しても同様です。ブログのネタとして読んで下さい。